60〜80歳台の男性、夜間の頻尿あり。過活動膀胱の処方は
(ベオーバ=選択性が高いβ3作動薬)と
ベシケア(抗コリン剤)の組み合わせが有効。
念のために尿の細胞診と
血液で前立腺の腫瘍マーカー
(PSA=正常値は4以下)をチェック。
細胞診に問題はなく
(肥大症は前立腺「尿道が一番中心にある」の内側で癌は外側に多いので
尿に癌細胞は出にくい)PSAは半年前より微増の5前後
(10までは前立腺肥大症が多いとされる)だが
念のためにMRIを撮影すると前立腺の早期癌
(ホルモン療法か低線量放射線治療かダビンチ手術等で完治できる)・・・
今年に入り5人目・・・
PSA値が5以下でも微増は危険(3割が癌)・・・
早期前立腺癌は腹部エコーやCTでの発見は困難だけど
MRIでも癌が小さすぎて私には詳細不明・・・