昨日の薬勉強会の美味しかった弁当・・・人間の臓器で日常生活を送れる人工臓器は 透析「だけ」です。 しかし透析は
年間約500万円/人の医療費がかかります。
腎不全の程度にもよりますが
透析を先延ばしするための
以前からある薬(クレメジン=活性炭=冷蔵庫に入れるキムコ)です。
オシッコから出すはずの老廃物を腸で吸着し
そのまま便で外に出します。
しかし透析が始まるまで「毎日6g」の
キムコを飲まなければいけません。
他に代わる薬が無いので
入れ歯に挟まったり飲みにくい薬の代表です。
今回飲みやすい速崩錠が発売されましたが
試しに飲んでみると
口腔内崩壊錠(ラムネ菓子の様に溶ける)ほどでは無いけど
細粒やカプセルよりは飲みやすくなっています。
透析予防薬なので
毎月の血中クレアチニンの上昇が0.1〜0.5の極初期腎不全の方にも
容量を減らして飲み始めるのも良いかもしれません。
慢性腎不全の分類ではGrade3b(45>GFR≧30)から飲める様です。