(東洋思想)菜根譚「さいこんたん」 と(西洋哲学・心理学)パスカル・フロム・ヘーゲル・アドラー |
三が日の暇な時間帯は
仕事を忘れ
ボ~ッとする時間も持てました。
毎日、目の前の事に集中しているばかりでは
近視になってしまいます。
若者の自死を防止するには
時には先人の知恵を借りて
遠くを客観的にバランス良く観る事が大切です。
東洋思想のまとめである菜根譚は
儒教(人間社会に必要な規律)
道教(人間と自然界の関係)
仏教(個人の心の在り方)
の良いとこ取りをした
人生訓の本です。
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/38_saikonntann/index.html
対してパスカルは
生老病死を科学的な目で
観ています。
自分の意志と関係なく
死が迫ってくる恐怖が
何かに集中する事で救われるとの事です。
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/13_pensee/index.html
フロムは愛される事しか知らない赤子は
成長して人を愛する練習をしないと
本当の愛は手に入らないとの事です。
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/30_ai/index.html
ヘーゲルは人類の歴史と
個人の成長は同じ様に進んで行くとの事です。
他人に無理矢理
強さを認めさせる幼児期から
他人の評価は気にならなくなり
お互いに認め合う大人への変化の過程を
人類の進化と同一視しています。
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/2014special/index.html
アドラーは個人同士は対等な横の関係が基本で
上下関係は個人の幸せや世界平和には無用と言っています。
多くの共同体(社会)で生きるには
対等で勇気付けする事が大切だとしています。
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/51_adler/index.html
全ては人生が終わるまでの
永遠のテーマなので
何度も噛みしめたい書物です。