懐かしい研究会グループ(肝・胆・膵) |
昨日は20数年前にお世話になった
大学の研究室グループの集まりが
岡山市のホテルグランビアであり
懐かしい方々とお話しができました。
同期会では同じ様な年齢ですが
研究室に入ると
上下左右の知り合いが増えて
他の研究グループ人数を入れると
大変な数の人脈です。
研究グループのトップであったM村先生の
「生前葬」と言う事で門下生が
約60人中40人も集まりました。
午後0時から皆さんアルコールが入りました。
M村先生は肝臓の手術では
世界的にも有名な方で
理論優先の手術をされた方です。
先生は80歳を超えられて目が良く見えなくなったとの事ですが
まだまだお元気そうです。
息子さんが私の同期ですが
「今日、喪主をするとは思わなかった・・・」
と笑っていました。
先生には
動物実験では「生きたか死んだかが重要で中途半端な結果をだすな!」
学会発表では「喧嘩するつもりで行って来い!」
と良く言われました。
しかし、先生も万能ではなく
毎週夜の症例検討会や論文発表会では
知らない事は「面白いな〜」とつぶやかれていました。
また、興味のない発表は
「よ〜わからんな〜」でした。
これは理解できないという事でなく
「下らない事を時間をかけて
わざわざ発表するな!」という
先生の優しさでした。
これらは、言葉通りにとらない様にと
先輩研究生から教えてもらった懐かしい言葉です。
隣の会場では整形外科元教授の「偲ぶ会」が行われていましたが
M村先生の御挨拶では
「いつまでも私を頼りにしないように」
「まだ、言いたいことがあるが今日はやめておく」
と言われたので
まだ何回かは生前葬が行われる様です。
いい気分で帰宅すると・・・
B'sも幸せそうでした。