「自分」の壁 |
またまた、養老孟司さんの続編です。
子供が大人(社会人)になる過程で
リンゴ1個(牛一頭)と梨1個(ブタ一頭)は
果物(動物)が2個(頭)になるという事を学びますが
いつまでもそれは違う(リンゴと梨、牛と豚は各々皆が違う)事を
主張するタイプの子供がいます。
私にもその傾向がありました。
社会は一般化できる事の方が都合が良い様です。
一般化する事が社会の要請です。
それを繰り返して行くと植物や動物、そして生物になるそうです。
鉱物などを含め、全てのピラミッドの「頂点」が
西洋の「神=一神教」になるそうです。
対して日本は
一番下の「八百万の神」(土地や物etc)を
それぞれ崇めるので
融通が効き「多神教」が許されるのでしょうね~!
日本は工業製品や発車時刻には正確ですが
人間関係を含めて昔から
精神面は何事も「だいたいやね~」で良いのです~
人間(生物)は感情を持ったアナログなので
デジタルな他民族形式の契約社会ばかりだと
いつか行き詰まり、疲れます。
海に囲まれた単一民族で農耕民の日本は
実に自然なバランスがとれた国だと思いますよ~!